■万滝(2024.4.28)

２０１５年以来の万滝である。湯沢市秋の宮温泉向かいの駐車場で待ち合わせ今回は９名で万滝を目指す。宮城県方面へ向かい軍沢にかかる橋の手前から左に曲がり上ノ台からさらに左の林道に入る。悪路の中進んでいくとやがて行き止まりとなりここからは徒歩で須金岳の頂上を目指す。行く途中２か所渡渉する場所がありスパイク付きの長靴が便利である。少し登山道を行くと案内標識がありいよいよここからが急斜面の登山が始まる。須金岳登山道の標柱から登り始めるが最初から急な登りが続く。天気は快晴で途中からは虎毛山、栗駒山などの山がくっきりと一望できる。また登山道の脇にはイワウチワ、ムラサキヤシオ、タムシバ、カタクリなどが咲き乱れ、特にイワウチワの群生は見事である。花を楽しみながら登っていくが５合目付近からは登りがさらに急になり、それが延々と続く。やっと登り切ったのは約４時間もたった後である。あきた滝３００の本では２時間と書いたがやはり年のせいかかなりの時間がかかったことになる。頂上付近に行くとまだ雪が残っており地形が平坦なので迷い易くマーキングをしながら左の雪渓の上を進んでいく。一つ目の丘を超えていくとやがて万滝が木々の間に現れる。１０年前に行った時は木々はあんまり高くなかったが今は大きく伸びて視界は悪い。それでも雪渓の上から眺める幻の万滝は勇壮で今日は水も多くすごい迫力である。写真は今回の万滝と１０年前の万滝の写真である。