■赤水渓谷(2024.6.9)

今回はコアニチドリの写真を撮りに赤水渓谷へ向かう。森吉町にある赤水渓谷へ行くには野外活動センターの方から行くかクマゲラ保護センターの方から行くかの2ルートがあるが近いほうのクマゲラ保護センターの方から渓谷に向かう。遊歩道を歩き約３０分で桃洞の滝との分岐点に到着する。ここから左の沢が赤水渓谷である。沢は水が少なく歩きやすい。花の写真を撮りながらゆっくりと沢を進んでいく。途中にはウラジロヨウラク、アカモノ、イワカガミ、タニウツギなどの花が咲いているが岩盤に取りついている花は栄養が足りないのか小ぶりである。途中に左の斜面から流れ落ちる湿った岩肌があるがここにはまだ蕾のコアニチドリが顔を覗かせていた。途中念を入れて探したがこの場所だけに蕾のコアニチドリを見つけることができた。もう１週間もすると花が開くような気がする。いつもの超軟水が湧き出ている場所の左の湿った岩肌のところには小さなトキソウが咲いていた。またところどころに黄色い花が咲いていたがニッコウキスゲが咲くにはまだ早くヒメカンゾウの花と思われる。