■２０１７．８．１１ 大滝
今回は、白神山地世界遺産と隣り合わせの粕毛川源流部を遡る。藤里町から素波里ダムを経由しさらに小岳方面へと林道を２０ｋｍ以上も走る。砂利道の２０kmはさすがに長い。終点の小岳登山道入り口の手前で車を停めここから林道を少し歩き、さらに急斜面を川まで下る。約４０分ぐらいの行程である。川は広々とし左の斜面は世界遺産の緩衝地域である。この川を約３時間ぐらい登るが途中には糸状の滝が何か所かあるくらいである。登って行くと 左斜面が大きく崩落した場所があり、ここが潰れたと言われる大滝である。上部に３ｍぐらいの滝が残るが下は崩落した大きな岩で塞がれている。崩落してから４０年にもなるそうである。ここで昼ご飯を食べ帰路に着くがやはり最初の急斜面が難関である。やっとのことで上り詰め車に着くと夕方の４時である。約８時間の遡行であった。