きなり温泉を後にし、和歌山県に入る。

最初に訪れた滝が「鼻白の滝」である。

道路から展望する場所があり、そこから見る滝はかなりの落差がある二段の滝である。

国道に戻り少し行くと道路沿いに「白見の滝」が現れる。あまり大きくはないが形のきれいな滝である。

さらに少し行くと全国滝１００選の「桑ノ木滝」である。駐車場はないが路上に駐車し、墓の側を通りながら約１５分で到着する。

今まで見てきた滝は、縦に長い滝が多いが、この滝は横幅のある繊細な流れの滝である。

そして、和歌山県にあるもう一つの全国滝１００選の滝「八草の滝」

であるが、少し迫力に欠ける滝である。

最後は、日本三大名瀑に名を連ねる落差１３５ｍの「那智の滝」であるが、さすがにすばらしい滝である。

滝の下から見ると樹間を切り裂くように真っ直ぐ流れ落ち、三重の塔と一緒に写すと優雅さが漂うような滝である。

三重の塔と一緒に撮れる場所は、規制道路のゲートを通り上の駐車場から少し上がった場所である。