トイレのある大きな駐車場に着くと、早くも車は満車状態。

それでも何とか置く場所を確保し、道路反対側にある大岳登山道へと進む。

今日は生憎、頂上方面は雲がかかり視界は殆どきかないと思われる。

岩のある泥濘の登山道３．６ｋｍを頂上方面へと進んで行く。

途中、「ガスの噴出があるので登山道以外に入るな」の看板がいたるところにあり、最近、ガスで亡くなった人がいたことが思い出される。

しばらく行くと前面が開け硫黄の匂いがする見晴らしの良い岩場へ到着する。

さらに登っていくとやはり雲が一面を覆い、視界が悪くなってくる。

そこを登りきると八甲田清水のある湿源に着く。

秋田駒ケ岳の群生地ほどではないが、それでも見事に花を咲かせている。

また、登りとなり途中の雪渓を見ながらいよいよ頂上までの急な登りへと進む。

視界が悪く、風も強いせいで登りがいつもより厳しく感じる。

やっと頂上に到着したが、相変わらず風は強くゆっくりおにぎりを食べている余裕もなく早々に頂上を後にする。