この沢へは、一度行って途中から帰ってきたことが
あり、今回は、滝マークのある約１．２ｋｍの地点まで行くことにする。

田沢湖宝仙湖にかかるカモシカの男神橋を渡り小和瀬沢へと向かう。

途中、発電所の導水管が見える場所があるが、そこを右折すると小和瀬沢である。

川沿いに上り、最初に出てくる沢が中の又沢で次に出てくるのが芦名沢である。

橋を越えると沢に入る林道が現れるが、この林道はすぐ行き止まりとなる。

ここから沢に降り、約１時間上流へと遡る。

途中にいくつか滝があり、滑らないように注意しながら登っていくと両側が切り立って狭くなってくるのでそこを過ぎると突然目の前の崖から線を描くように落下する滝が見えてくる。

隣の沢、様ノ沢の滝に似ているが、こちらの方が落差、スケールとも大きい。

下の滝まで入れると７０ｍはありそうである。

まだまだ秋田には知られていない滝があるということを今回も改めて感じた。