大深沢大滝（ナイアガラの滝）２０１０・８・８

久々の大深沢である。今回は、日帰りで大滝を目指す。

朝３時４５分、藤七温泉の上にある八幡平縦走コースを出発。

霧の中、ライトを点け諸桧岳、前諸桧岳、そして岩手山が眺望できる場所まで順調に進む。

しかし、視界は一向に回復せず、仮戸沢へ降りる場所へ急ぐ。ここまでの所要時間は、約２時間半。

少し休んだ後、いよいよ藪の中へ突っ込み仮戸沢の最源流部を捜す。１５分ぐらい捜すと見つかりここから沢を下ることにする。

沢を下り２０分もすると１０ｍぐらいの滝が現れる。ここは簡単に降りれるので、さらに下流へと進んで行く。

そして１時間ぐらいするといよいよ難関のゴーロが現れる。落差があり、延々と続くゴーロを下って行くと、手を切るような冷たい湧き水の場所に到着する。エゾリュウキンカの群落に囲まれこの中を冷たい水がコンコンと湧き出ている場所である。

ここを過ぎ約３０分で東の又、北の又の合流点へ到着である。ここにはキャンプ場所があり何回かお世話になった場所である。

目的の大滝は、この合流点から下流へ少し下ると現れる。滝の頭へ出て直接下るところもあるが、今回は、左岸側を高巻いて下へ出ることにする。縦走路から滝下までの所要時間は、約２時間４０分である。

２，３日前にかなりの降雨があったと見え、滝の水量は多く、ナイアガラの滝と言われるように長さ、落差も申し分なく、ここから流れ落ちる迫力にはものすごいものがある。