阿仁町早瀬沢(2002.9.1)
阿仁町比立内から左折し打当温泉の方へと進む。途中に野尻という部落がありそこから右折し川を越えて山の方へ登って行くと
早瀬沢である。
先日の大雨で川はかなり荒れ林道も支流から流れ落ちた土砂で埋まり約2kmで通行止めとなる。
ここから徒歩で林道を進み1つ目の橋を越え少し行くと左の下の方から音がするので下を覗いて見ると滝である。
林道脇をよく見るとここに黒滝沢の標柱があり、そこの傍から下へ降りる山道がある。
この山道を下ると約5mぐらいの滝に着くが変わった滝である。めがね状の二つの岩の間から下へ落ち込む滝で今まで見たことが
ない形状である。
しばらく鑑賞した後、この滝を後にするがこの滝は向かって左に巻き道がありここを登ると上へと出られる。
川を遡り約10分ぐらい行くと今度は勢いのある10mぐらいの滝に出会う。
深く青々とした淵を持つ滝で周りのモミジが紅葉するとすばらしい渓相になるだろうと思われる。
この滝の手前右にも小さな流れをもつ支流があるが帰りはここを登り橋へと出る。
橋に出て林道を少し歩くと、またおもしろいものに出くわす。
林道の真中を1匹の野ウサギが我々の方に向かって走ってくる。
何事かと思うとウサギの後から1匹のテンが後から追いかけて来るのである。
ウサギは動くことができなくなり我々との中間に立ち止まったままである。
その後テンは我々に気づき一目散に逃げた。
ウサギはまだ動けずに立ち止まっていたが我々が動くとウサギも一目散に 逃げる。
普通テンはネズミなどの小動物を捕食すると聞いていたが自分の大きさほど もあるウサギを追いかけるのを見たのは始めてである。
滝の収穫 3 (現在 480)
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