　鳥海町袖川、桧山滝（２００２．４．２９）
　
　鳥海町法体ノ滝の下流の左岸支流にある滝のマークは、２，３年前から気になっていていつか行きたい
と思っていたが、やっとその入り口がわかりいよいよ行くことに決定した。　その入り口は、鳥海町にある
法体ノ滝の大きな案内板を右折し、大川端の発電所の交差点を左折し坂を登りきったところから始まる

道路を右折し、直根（ひたね）中学校を横に見て袖川方面へと進んでいく。少し行くと小さい案内板だが、
袖川という案内板があるので、細い道の方へ左折する。そのまま狭い道を走って行くと今度は１台の車が
やっと通れるようなトンネルに出会う。最初は狭く圧迫感があり気持ち悪いと思いながら進んで行ったが抜
けると途端に目の前に雄大な自然が広がる。

昔は、ここに袖川という集落があり、今もその面影である集落跡や田んぼなどがひっそりと残っている。道路
は、子吉川の対岸に渡るつり橋で行き止まりになるが滝へはこのつり橋を渡り、向かいの沢へと上って行く。
山桜がまだ満開で、雪崩で沢は埋まっているのではないかと思い上って行くと案の定行く手を塞がれる。上
がっていこうかどうか迷ったが、崩れそうな状態なので今回は断念する。

しかし、ここで小さな拾い物をする。今まで見たことのないコマドリを発見する。小さな体に茶色の首が印象的
で岩場をチョコチョコ歩く姿がなんともかわいらしい。

　まだ、まだ時間があるため今度は、桧山滝へと向かう。直根中学校の方に戻り法体ノ滝を目指して直進する
と中直根というところがあり上流をみると奥の方が沢になっているのがわかるので、川に沿って上流へと進む。
少し行くと行き止まりとなり空き地に駐車し、上流へと進む。

約２０分で滝に到着するが、この滝へは今回で５回目である。　この滝は、落差のあるすばらしい滝で今回は
、どのくらいあるか計って見ると７４．５ｍという数字が出た。この滝と袖川は丁度背中合わせになっている。
もう１枚の写真は、残雪の鳥海山の雄姿である。
　
　 （２００２．６．２３）　再遡行

　今回、２回目の遡行である。前回は沢が雪に埋まり引き返したが今回はまだ雪の残骸があるものの滝の下
まで行くことができた。
前回、引き返した地点から３００ｍぐらい上流に滝はあったが、この滝は狭い両壁の中に岩が挟まりできたよう
な形状で落差は約２０ｍぐらいである。地図を見るとこの上にも滝があるようであるが、今度は手前の稜線から
滝の上に降りる予定である。