田沢湖町二天の滝（２００１．１０．８）
　
　阿仁町比立内で国道１０５号線を左折し打当温泉へ。打当温泉を過ぎ、安滝入口、
幸兵エ衛滝入口、立又渓谷の見える展望台を過ぎブナ森線を直進する。国道の左折
点から約２６ｋｍで道路は湯淵川と交差するので橋を渡った右の広い空き地に駐車す
る。

　ここからは徒歩で川に沿って進むが山道は途中で竹藪の方に入って行くので川を下
った方が間違わずに滝へ行ける。
川を下って行くと一枚岩の岩盤や深みなどがあり変化に富んだ気持ちのいいところであ
る。川を下り約３０分ぐらい行くと左にカーブするところがあり上の稜線まで登っていける
場所があるので木の枝につかまりながら稜線まで登り切る。

　また、ここから二天の滝の頭までは約５，６分のところであるが滝の頭から見ると目も
眩むような高さなので近づかない方が無難である。（ここで落ちて亡くなったカメラマン
がいるそうである。）

　稜線に登り切り下へ下って行くがここからが大変である。今回が３回目のアプローチで
あるが今回ほどこの斜面が急だと感じたことはなかったような気がする。

　枝につかまりながら後ろ向きになり少しずつ下って下へ出ると今度はツルとアイコ（ミヤ
マイラクサ）の棘が手や足を襲う。
やっとの思いで滝まで出るとそこには垂直に天まで延びる二天の滝が悠然と姿を現す。
規模、迫力ともすばらしく県内でも
屈指の滝である。　また滝の下に落ちた数々の巨岩が一層荒々しさを醸し出している。

稜線下の登り口から滝下までの所要時間は約３０分である。

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